【第46弾】妙義ビジターセンターオープン

かぶら・ぶらぶら街道周辺の特産品や話題等を「地域レポート」として不定期に紹介しています。

2023年は妙義山が国指定名勝となって100周年となります。
この記念の年の山の日に、富岡市立妙義ふるさと美術館が、妙義地域の観光・登山・自然・歴史・芸術などの情報を発信する「妙義ビジターセンター」にリニューアルオープンしました。

(取材日:令和5年8月11日(金・祝))

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リニューアルオープンの記念式典に参加してきましたので、その様子をお知らせします。
この日の富岡市は、朝は雨が降っていましたが、オープニングセレモニーが始まるころには雨もあがり、空は青く、妙義山にかかる雲もすっかり消えていました。

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記念式典では、富岡市長のごあいさつや来賓からの祝辞などがあった後、くす玉開き除幕式が行われました。

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地元、妙義八木節保存会のみなさんによる八木節も披露されました。歌詞も妙義地域にちなんだものにして歌われました。

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ここからは、ビジターセンターとして新しくなった館内を御紹介します。
エントランスを入ると、大きなスクリーンがあり、ここで妙義地域を紹介する映像が放映されています。
また足下には、富岡市の観光案内地図が貼ってあります。

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右手奥には、外を眺められる椅子とテーブルがあり、図書も置かれていました。ここでゆっくり本を読んで過ごすこともできます。

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日本近代登山の父とも言われるウォルター・ウエストンの肖像画も飾られています。ウエストンは妙義山とも非常に縁が深いそうです。

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美術館の時の常設展示室は、妙義ギャラリーとして生まれ変わり、映像投影技術を活用した妙義山の大型立体模型が中心に据えられています。

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大型立体模型の回りには、山の成り立ちや登山文化、暮らしに関する展示がされています。

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以前、企画展示室だった部屋は、アートギャラリーとなり、「妙義山を描く絵画展」の大賞作品の展示がされていました。今後は、大賞作品の展示以外にも、企画展の開催等が行われるそうです。

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アートギャラリーの隣では、VR体験コーナーが設けられていました。この機械を付けると、初心者にはなかなか行けない上級者コースも疑似体験できるそうです。

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アートギャラリーの手前は、ラウンジになっていました。
窓の外には、雄大な妙義山が見えます。

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この日は特別に、妙義山の麓、妙義町岳にある「珈琲焙煎所 月とゆうづつ」が出展して、コーヒーの販売をしていました。妙義山を見ながら飲むコーヒーはまた格別です。

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2階は妙義山の植物を中心とした展示がされていました。
上毛カルタにも「紅葉に映える妙義山」とうたわれていますから、モミジに関する展示などがありました。

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妙義地域は、現在(2023年8月)放送中の人気のドラマ「ハヤブサ消防団」のロケ地でもあり、妙義の風景がところどころに出てきます。このドラマの企画展示もありました。

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3階は展望ラウンジになっていました。
3階に上がると山がより近く感じられ、大の字も大きく見えるような気がしました。

以前は花畑だったところは、イベントができる芝生広場となりました。この日はオープニングマルシェが開催され、キッチンカーやワークショップなどが集まっていました。

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これから、観光で妙義を訪れる人や、富岡市をはじめとする近隣地域の人、登山をする人や、山を眺めるだけの人など、多くの人が集まる施設になるといいですね。
まずは、妙義ビジターセンターから見る妙義山の絶景をぜひたくさんの人に見ていただきたいと思います。

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