【第21弾】南牧村のパワースポット。その先には何と「羊太夫」のお墓?

かぶら・ぶらぶら街道周辺の特産品や話題等を「地域レポート」として不定期に紹介しています。

南牧村商工会のホームページに、「なんもく新発見」と題して、「これまでほとんど紹介されることがなかったパワースポット、秘境がたくさん存在します。是非一度足を運んで見て下さい」とありましたので、その中の1つ「通称:狭岩(せばや)」に行ってみました。

(取材日/平成30年5月19日)

パワースポット「狭岩(せばや)」 とは

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場所は、南牧村の「大塩沢」地区。
「狭岩(せばや)」の名前のとおり、垂直に切り立った岩が両側から覆い被さるように迫りくる感覚、悠久の川の流れにより深くえぐられた岩盤、そして、狭い隙間にわずかに差し込む木漏れ日に照らされたその光景は、まさに「神秘漂うパワースポット」。

「羊太夫」のお墓?

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「狭岩(せばや)」でパワーをもらった後、その先へ続く道路を車で行くと、人家がなくなり、上り坂をしばらく走っていたら、何と「羊太夫の墓」「羊太夫陣屋跡」と書かれた立て札を発見。
パワースポット以上の驚き!!

世界の記憶にも記された「羊太夫」とは?

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立て札には「上野國多胡郡の司、羊太夫は(略)征討軍の追撃を受け此の地に敗死したと伝えられる(略)」との文字がありました。
「羊太夫」といえば、平成29年10月にユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑の1つ、多胡碑に記された上野国多胡郡の司。
羊太夫がいたとされるのは奈良時代。今から約1,300年も前のことです。羊太夫の伝説が、ここ南牧の奥深い山里にも残っていたとは、本当に驚きでした。

【参考】南牧村商工会ホームページ(リンク)