ぐんまビジタートイレとは

管理の行き届いていないトイレの例

いきなり、あまり気持ちの良くないい画像で申し訳ございません。しかし、どんなに優れた観光地でも、最後に入ったトイレが汚れていたために、その観光地全体の印象が悪くなったことはりませんか。

群馬県では、トイレも観光の一翼を担う「ホスピタリティ」〈もてなし〉の場ととらえ、平成15年度から公衆トイレのブランド化に取り組んでいます。それがこの「ぐんまビジタートイレ認証制度」です。

「ぐんまビジタートイレ」とは、トイレの専門家や利用者である県民代表などで決めた基準(ぐんまビジタートイレ認証基準)を満たした、誰もが清潔で安全、安心、快適に利用できるトイレです。

ぐんまビジタートイレは4タイプ

群馬県の観光地は多種・多彩であり、そこにある公衆トイレをとりまく環境もさまざまです。

そこで「ぐんまビジタートイレ認証制度」では、立地環境などによって公衆トイレを以下の4つのタイプに分類しています。それぞれのタイプによって認証基準が若干異なります。

さらに詳しくはぐんまビジタートイレ認証基準をご覧ください。

まちなかトイレ

1 まちなか

まち歩きは楽しいものです。群馬県には歩いて回遊できる魅力的なまちなかが数多くあります。そこで、歩行者からの見つけやすさを重視したトイレがこのタイプに該当します。そのため、車利用者への対応は、認証のための要件としません。

写真は旧富岡倉庫トイレ

道路脇

2 道路脇

群馬県の自動車保有率は全国有数です。そこで、車利用者への対応を重視したトイレがこのタイプに該当します。そのため、歩行者からの見つけやすさへの対応は、認証のための要件としません。

写真は道の駅「川場田園プラザ」

登山・ハイキング

3 登山・ハイキング

いわゆる百名山や上毛三山をはじめ、群馬県には魅力的な山岳観光資源が豊富にあります。これらの登山口やハイキングコース途中、キャンプ場などにあるトイレがこのタイプに該当します。このトイレでは、車での利便性や車いす利用者への対応は、認証のための要件としていません。

写真は尾瀬竜宮公衆トイレ

施設内

4 施設内

店舗や文化施設などの建物内部に設置されたトイレがこのタイプに該当します。施設自体は有人のため、故障など不測の事態への連絡や関係者の対応がしやすいことから、管理責任者名やその連絡先の明記を必須ではなく推奨項目としています。

写真は県立館林美術館

認証制度のフロー

設置者や管理者などから申請されたトイレに対して、「ぐんまビジタートイレ認証基準」に基づき現地調査を実施し、さらに認証委員会による本審査を受けます。この現地調査および認証委員会による本審査を経て、「ぐんまビジタートイレ」として認証されます。

現地調査や認証委員会による本審査において不適が見られた場合は、不適理由を説明するとともに、その改善策の提案を行い、「ぐんまビジタートイレ」として認証されるよう検討を行います。
しかし、それでも不適が解決されない場合は、「ぐんまビジタートイレ」として認証されません。

認証期間は2年間。「ぐんまビジタートイレ」に認証されたトイレには、認証マークが付与されます。「ぐんまビジタートイレ」には、入口などにこの認証マークが表示されています。
また、ホームページや観光パンフレットにより情報が公開・掲載されます。

ぐんまビジタートイレ認証制度のフロー

ぐんまビジタートイレ認証制度のフロー図

認証をゴールにしません

認証はゴールではありません。

「ぐんまビジタートイレ認証制度」では、認証期間を2年間と定めています。つまり、一度認証されても2年後には再度申請をする必要があります。そして基本的に新規申請と同様の現地調査と認証委員会における審査を受けます。

さらに「ぐんまビジタートイレ認証制度」では、認証期間内においても不定期に現地調査によるチェックをします。この不定期チェックで不適が見られた場合も不適理由を説明するとともに、その改善策の提示を行います。それでも不適が解決されない場合は、「ぐんまビジタートイレ」としての認証を取り消す場合もあります。